7月2日の文教厚生委員会は、いよいよ地球温暖化対策条例作りのはじめの2歩だ。
調べてみると、来年6月制定予定では、議員提案の地球温暖化対策条例は、全国自治体で初めてということになるかもしれない。
策定過程をどうするか、準備ができるか、町村でつくっているところはまだない。
他の自治体の条例を模倣してというわけにはいかなさそうだ。ということの見当がついてきた。

前回、千代田区の地球温暖化対策条例は、前文を九段中学の中学生がつくっているので、どのようにして依頼したか、なぜ九段中学なのかを事務局に質問しておいてもらった。その回答を事務局から紹介してもらうことから始めた。
千代田区では、良好な地球環境をひきつぐためにわかい人たちに条例制定にかかわっていとおもったことと、九段中学は、中高一貫教育実施校であるために選んだということだった。
その後、市民と条例づくり交流会議の5月27日、低炭素地域づくり条例プロジェクトのパワーポイント資料「低炭素地域づくり条例をひろめよう!」を読み上げて、地球温暖化対策条例を作るにあたってのポイントとなることを確認した。
草津市、千代田区、川越市の条例の比較表をもとに、共通事項、独自事項の洗いだしをして、各条例の特徴や作り方の特徴を全員で確認。

条例案全体で行うより、私が独断で3つの条例をいくつかの条項にまとめていた区分毎に行うほうがよいという提案が柳議員よりあり、そうした。
全体よりも、細かいほうが意見がだしやすくってよかった。
ホワイトボードに、共通事項・独自事項とはなされたことを入れていくことでまとめていく方法は、各条例の特徴がわかってきた。
声に出すほうが、読んでいるだけよりいい。
みんなで確認できる方法はいいなあと思う。
午前中で作業は終わった。
午後からは、8月29日予定の一般の人との意見交換会、住民団体・学校等への意見交換会のお知らせのたたき台を徹底的に、委員の人に見てもらった。
私の大失敗で、嵐山町のCO2の排出量のグラフを2050年を1990年度比70%でつくっていたが、そうではなく1990年度比70%削減だった。
指摘してもらって、グラフや文章の書き直し、
それで午後のほとんどは終わったが、次は意見交換会をどのように進めていくか、どんな意見が出てくるか委員会で予測してみることで備えて準備をしていく。
資料とした、ゴアさんの写真を使えるとやりやすいなあと思うが著作権の関係で難しいらしい。
議員のように、専門性のない人たちが、温暖化を論じるときに、使えるような映像資料や写真があると楽だなあと思う。